来世で逢いましょう。

アラフォーの“今さら”日記

今年も半分終了!?6月のあれこれ 映画編(※注意※ネタバレ含む)

今日で今年も半分終わりです。
早っ!!!


今月1回もブログ更新できずに今月のまとめ…笑


今月は珍しく映画を月に3本も劇場で見たので、そのまとめ。

 

 


6月に見た映画3本は


パラレルワールド ラブストーリー
・ザ ファブル
・新聞記者


映画のオチとか、肝になるネタバレはないつもりですが、これから見る予定の方や断固ネタバレ厳禁の方はここで終了していただければ、幸いです。


読んでしまった場合の責任は取れませんので、あしからず。

 

では、いきますよ…

 

 

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1本目、『パラレルワールド ラブストーリー』
★★★☆☆(2.8)


この映画は、ほとんどお付き合いで見た映画。
東野圭吾さんの原作実写化です。


玉森裕太(Kis-My-Ft2)が主演ってことで、Kis-My-Ft2好きと一緒に見てきました。東野圭吾さんの本の実写化なので、ストーリーは面白く出来ているだろうと…。


全体的には「う~ん…」なカンジ。
なかなか、面白いテーマではありましたが、真ん中辺りで「そーゆーことだろうな~」的な謎解きが出来てしまった。
そして、主人公がなかなかなヤツだったのには驚いたけど、登場人の誰一人にも共感できない作品だった。


濡れ場的なシーンが全然エロくなかった…
美男、美女の濡れ場なはずが、全然萌えなかったのは、何故だったんだろう…(笑)
敢えてそうした演出だったのかな…?


個人的な好みで言えば、画面自体が好きではなかった。なんて言うか、画面(露出?)暗めで、アンシャープかけたみたに輪郭がバキッとした画面…。
始めの電車のシーンのタイトル出てくる辺りで、あっ、この絵(画面)のカンジ好きじゃないな~って。


「人間の脳は忘れた記憶を自分の都合の良い願望で埋める」ってのはとても興味深かったし、自分に当てはめてもなんか、わかるような気がした。


過去の記憶なんて、真実より幸せな記憶の方がいい時もある…。

かも?

 


2本目、『ザ ファブル』
★★★☆☆(3.5)

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凄腕の殺し屋が1年間、一般人として人を殺さずに普通に生活するとボスと約束、もし人を殺せば、ボスに殺される…人を殺さずに大切な人を救えるか!?ってお話。

南勝久さんの漫画が原作。


予告編見て純粋に娯楽として楽しめそうだと思ったのと、気分的に何も考えずコメディ映画を見て気持ちがあがればいいな~と…。


岡田くんの大阪弁とアクションは失敗ないかな?と
言う期待で、レディースデー料金でキャラメルポップコーンとコーラとで観賞(笑)


全然知らなかったけど、出てくるキャストがいちいちメチャメチャ豪華で、びっくり!!そりゃ、映画って高いわ~って変な納得をした。


思った以上に暴力的シーンが多くて、むぅ~…。って思いはあったけど(バイオレンスはニガテ)そりゃ、殺し屋が主人公やしね…。
俳優陣、アクション良かった。


ただ、もう少しアクションシーンのボリュームが欲しかったかな…。
殺し屋(岡田くん)を狙う殺し屋(福士蒼汰)との対決も必要以上に執着してたわりには、以外とアッサリ決着ついちゃったし、柳楽優弥×向井理のシーンもちょっとショボ…って感じがしたので。
原作読んでないので、それぞれのキャラの強さみたいな立ち位置がわからないのだけれど…。


大阪弁?関西弁?がほとんど違和感なく見れたのは驚き。岡田くん以外も関西出身の俳優さんたちだったのだろうか…?


猫舌のリアクションかなり好きだった!!!
私もも猫舌だから、あれくらいやってみたいかも(笑)


原作を知らないので、何とも言えないところもあるけれど、「殺せない殺し屋」って言う設定も面白くて、アクション映画だけれど、ただただ悪党を叩きのめす!!みたいな勧善懲悪だけでない辺りが日本的だなーと思った。


続編も十分ありえるのかな?と思いつつ、岡田くんには、ジャッキー・チェンのような、勧善懲悪で普通にハッピーエンドで、ただただ、エンターテイメント的な子供も楽しめるアクションコメディやって欲しいな、との期待もしてたり。


主人公が「普通は○○はしない」、「普通は○○する」って自分に言い聞かせるようなセリフを聞きながら、『普通』ってなんなんやろー?って考えてた。

 


『何で俺もやね~ん!!』

 


じわる…。

 


結構、好きかも(笑)

 


3本目、『新聞記者』
★★★★☆(3.9)

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こちらの映画は、問題作(?)的な書かれ方をしているのをよんで“なんぼのもんじゃい!?”と無性に興味が
湧いて、公開直後はあまり見に行ったりしないけれど、気持ちがしぼむ前に思いきって見てこようと、見に行ってみた。

 

東京新聞記者・望月衣塑子の同名ノンフィクションを原案にしている。ストーリーとしては、真実に迫ろうとする女性新聞記者と、内閣情報調査室の若手エリート官僚の葛藤を描いた映画で、権力とメディアの裏側を描くサスペンス。
主演 松坂桃李 シム・ウンギョン


原作は読んでません。
望月衣塑子さんに対する見識もありません。
主演とおおまかな、ストーリーだけの情報で
見に行きました。


率直な感想としては、当たり。
面白かったし、良かった。
こちらも、俳優陣がみんな優秀だった。


新聞記者なのに、何故、韓国人女優?(シム・ウンギョン)って思ってたけど、母親が韓国人で帰国子女、英語は堪能だけれど、日本語は不自由って設定だった。
この設定で、逆に日本人が演じる方が難易度高い。
(韓国人女優ありきの設定の可能性もなくはないけど)


政権批判色が濃いのかな?と思っていたけど、事前にあまり情報を入れなかったのと、興味先行で、期待値が高くなかったのが良かったのか、純粋に映画として楽しめた。


とは言え、なかなか考えさせられた。
モリカケ問題を思わせる疑惑や、官僚の自殺。マスコミへの圧力や政権にとって都合の良い情報操作、まことしやかに語られるネット上での情報操作(これが一番怖いと感じた)など、フィクションであってくれ…。と思ってしまうのは、正常性バイアスか?


そして衝撃のラストと言ってもいいラストの描き方は、賛否両論あるだろうな~と。
ちょっと唐突な感じで、えっ?とはなったけど、アリかな?と思う。
もう少しドラマチックにもできるよなー?とも思った。


主人公の上司の言葉…


『この国の民主主義は形だけでいいんだ』


本当に今の政治家や官僚が思ってたりしなきゃいいけど…。
ちょっと背筋が寒くなった。


やっぱり、お客さんの年齢層は高かった。
出来れば、若い高校生や大学生いや、中学生くらいにもっと見てもらいたい。
フィクションだからこそ、政治や官僚、メディアの仕事を考えるのに入りやすいのではと思う。


私は政治に興味がないわけではないけど、見識もなければ、民主主義がなんたるかも、正直わからん。
政治家や官僚をやれと言われても、無理なことで、やる気もないのが本音。


こんな体たらくだから、
『この国の民主主義は形だけでいいんだ』


なんて、言われてしまうのか…?

 

 


以上、


6月の映画まとめでした。

 

因みに★は個人的な好みでつけてます。